AMEMIでは企業の広報活動のサポートを行っておりますので、マーケティングに関する知識も豊富に有しております。
そこでよく聞くお声が「マーケティング戦略とは?」というご質問です。
そんなご質問にお答えできるよう、この記事ではマーケティング戦略について簡単にご紹介します。
マーケティングの基本とあわせて、忙しい方でもすぐに実践できるフレームワークもご覧くださいね。
マーケティング戦略を理解するなら全体像からチェック
マーケティング戦略を簡単に説明しますと、商品やサービスなどを「欲しい!」と思っていただけるお客様にしっかりと価値を届けるための仕組み作りです。
マーケティング戦略を理解するときは、ピラミッドをイメージしてみましょう。
①トップ:理念(想い)
②ミドル:ターゲット、商品(考え方)
③ボトム:具体的手段(やり方)
上から順に見ていくと、下に向かうにつれて具体的になることが分かります。
ミドルの「考え方」が変わればボトムの「やり方」も変わるので、それぞれを切り離すことはできません。
そのためマーケティング戦略を考えるうえでは、全体像を知っておくことが大切です。
マーケティング戦略を知る前に顧客行動を知る
マーケティングファネルとは、顧客の行動パターンを示したものです。
購入に至らない場合、または、継続等に至らない場合に、この図のどこで離脱してるのかをチェックします。
ざっくり言うと、顧客が離脱しないための戦略がマーケティング戦略です。
マーケティング戦略における王道のフレームワーク
マーケティングのピラミッド構造における、ボトムの具体的手段(やり方)は、フレームワークを使って考えます。
マーケティング戦略の基本となる、3つの王道フレームワークを知っておきましょう。
取り巻く環境を分析する「PEST」
・P(Politics):政治
・E(Economy)経済
・S(Society):社会
・T(Technology)技術
商品やサービスが売れるかどうかは外部環境による影響を受けるので、環境を知ることで迅速な経営判断を下すことができます。
例えばコロナ禍では、対面によるサービスよりもネットを介したサービスの需要が見込まれる、医療やIT分野が活発化するなどです。
業界内での立ち位置を分析する「3C」
・Customer:市場・顧客
・Competitor:競合
・Company:自社
競合分析により、他社との差別化をしやすくなります。
また新規事業を始めるときは、自社が入り込む隙間があるのかどうかを判断できますよ。
自社の課題と市場機会をはっきりとさせる「SWOT」
・S(Strength)強み
・W(Weakness)弱み
・O(Opportunity)機会
・T(Threat)脅威
SWOTは内部環境分析と外部環境分析を同時に行うことで、課題と市場機会をはっきりとさせるフレームワークです。
先ほどご紹介したPESTと3Cをふまえて、さらに深く自社を分析するために活用します。
【まとめ】マーケティング戦略とは?簡単に解説!
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