【著作権表示】「all rights reserved」や「©」の正しい意味や使い方全部解説!

ウェブサイトの下に表示されている「all rights reserved」や「©」のような表記。これは著作権表示、もしくはコピーライトと呼ばれていますが、正しい使い方や意味をご存じでしょうか?

この記事ではウェブサイトの制作に欠かせない著作権表示の意味や正しい表記の仕方などを、まるごと解説していきます。

自社サイトの表記が正しいかどうか、読んだ後でしっかりと確認してくださいね。

著作権表示とは?「©」と「All rights rserved」2つの違いを解説!

©マークとは?

「©」マークは「copyright」のことです。コピーライトとは「著作権」を指します。

サイトに©マークを記載することで「このサイトにある記事や画像の著作権は私が全て保持していますので、無断転載しないでください」という意思を表明できます。

とはいえ、日本の法律でコピーライト記述の有無に関わらず、他人のものを勝手にコピーすると違法と定められているので、記載を忘れたから著作権が認められない…といった心配はないので安心してください。

ちなみに「©copyright」としてしまうと意味が重複してしまうので注意が必要です。

「©」もしくは「copyright」、どちらか一方を使用しましょう。

ただし世界的にサービスを展開している会社の場合、ブラウザや環境によって正確に表示されない地域がある可能性も…。

心配な場合は両方記載しておくといいでしょう。

All rights reservedとは?

「All rights reserved」は英語で「著作権を全て保持しています」という意味になります。

この表示はブエノスアイレス条約で必須とされている表示形式で、かつて世界中で広く使われていた表記です。

しかし日本はブエノスアイレス条約には加盟していないので、実はこの表記には法的に意味をもちません。

ただし「©」マークが変換できない場合や、文字化けをしてうまく表示されない場合に備えて「All rights reserved」と表示しておくことは有効です。

サイトによっては「All rights reservedは不要」と定義しているものもありますが、「©」マークと並べて「All rights reserved」と表記しておくことで万全を期すことができます。

現にAppleなどは「Copyright © 2020 Apple Inc. All rights reserved.」と表示しています。

著作権表示の正しい使い方

著作権表示の正しい使い方は以下のようになります。

「©+公開した年+著作権を保持している会社や個人名」

「©」についてはブラウザによっては正しく表示されないこともあるため(c)で表記されることもあります。

続いて年数ですが、いつ作成したかを示すために公開した年を表示します。

年数の表示についてはどれが正しいということはありませんが、以下のように表示することが多いので覚えておくといいでしょう。

  • 最初に公開した年~更新した年
  • 最初に公開した年~今現在の年
  • 更新した年
  • 現在の年

などです。

ウェブサイトの場合、紙の媒体と異なりいつでもどこかを更新することが可能なので現在の年を記載しているサイトが多くあります。

どれを使用しても間違いではありません。

著作権を表示している会社や個人名については、ペンネームや雅号、など著作者が決定できます。

著作権表示をする3つのメリット!

無断コピー、無断転載を防止する

コピーライトの表示があることで、閲覧したユーザーに対して「このサイトは著作権で保護されているのか」という印象を与えられます。

これによって「著作権表示がなかったから、複製しても良いのかと思った」という事故も予防できます。

「このサイトのものを無断でコピーや転載をしないで!」という意思表示になります。

著作権の保持者を明確にできる

コピーライトに著作権の保持者を記載しておくことで、転載された場合に、著作者として表示してもらうことが可能になります。

ウェブサイトの場合、リンクを貼るだけなら無断転載などにはあたらず、著作者の許可が不要ですが、記事などの引用をするさいには引用元を明確に表記することが義務付けられています。

会社などでコピーライトを記載する場合は、合わせて連絡先や所在地がすぐにわかるようにしておきましょう。

記事を引用したいユーザーが見た時に、連絡先がすぐにわかると許可の申請がスムーズになります。

著作権の期限を把握できる

著作権の保護期間は、著作者が特定できる場合と不明な場合で異なるので注意が必要です。

著作者が明確な場合が「著作者の死後50年」ですが、著作者が不明な場合は「公表後50年」となります。

コピーライトを表記しておくことで、著作物の発行年や著作権者が明確になり著作権の保護される期間を把握しやすくなります。

著作物を引用したい時の5つのルール

引用部分の割合

コンテンツの量的にも内容的にもオリジナル部分がメインで、引用部分が補足になっている必要があります。

引用と認められるには「引用部分は全体の1割程度」にとどめることが推奨されているので覚えておくといいでしょう。

区別を明確に

どこがオリジナル部分で、どこからが引用部分なのか明確にしておきましょう。

具体的には、以下のような方法をとると良いでしょう。

  • 引用部分を「」や【】、””などではさむ
  • 文字のフォントを変える、太字にする、色を変える
  • 引用部分を枠で囲ったり背景をつけたりする
  • 引用部分を改行して行頭を一段下げる

こうした方法は、引用のさいよく利用されているので参考にしてみてください。

引用の必要性がある

著作物を引用する必要があるかどうか、第三者にわかるようにしておきましょう。

「自分のサイトに、他の人が描いた上手なイラストや面白い動画、有用な文章を載せたい」という理由では、引用の必要性が認められません。

逆に「このイラストについて語りたい!」「この文章の意見と自分の意見を比較したい!」といったケースでは引用の必要性があると考えらえます。

引用元を明記する

引用部分はどこの誰のものなのか、権利を明確にしておく必要があります。

本を引用した場合は本の名前、ウェブサイトからの引用であればサイト名とURLを記載しましょう。

改変しない

引用したものに、手を加えてはいけません。引用元が長文であった場合、要約して引用することは可能ですが、そのさい原文の意味や趣旨が変わって伝わってしまうような要約は違法とみなされるので注意しましょう。

著作権表示を正しく理解しよう

「©」や「copyright」、「All Rights Reserved」の表記は著作権を明確にするために記載します。

とはいえ、記載しないと著作権を主張できないわけではないので、安心してください。

コピーライトの表記がなくても、創作物は著作権で保護されます。

著作権表示を記載することで、著作者や公開年を明確にし、著作権があることをユーザーに明示できるため著作権侵害を予防する効果も見込めます。

ウェブサイト制作に携わる方、web担当者の方は、一度サイトの著作権表示がどうなっているか確認するといいでしょう。

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