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経理財務

混同しがちな資金繰表とキャッシュフローと損益計算書

個人事業主の方でも会社経営をされてる方でも、「資金繰表」って管理してらっしゃいますか?

なんか、資金繰りっていう言葉を聞くと、「=悪い」というイメージを持たれがちなんですよね。

資金繰表は、おうちで言えば「おこづかい帳」のようなもの。

何にいくら使ったっけ?と記録していくものなんですね。

さらに、今後いくらくらい必要になるのかな?という部分についても書いてあります。

これが、ビジネスの場で「財務シュミレーション」と呼ばれているものですね。

そして、結構混同しがちなのが「キャッシュフロー」と呼ばれるもの。

「キャッシュフロー」「資金繰り」は全く別物ですよ~!

さらに、資金繰表。

会社の売上や費用、利益を計算する「損益計算書」と似ているフォーマットのものもあります。

見た目は似ていても、「損益計算書」「資金繰表」も全く別物です。

それぞれをなんとなく定義づけていくと、

「資金繰表」は、基本的に普通預金などが何にいくら使われたかを見える化し、さらに、今後何にいくらくらい使えるのかを見える化したものというような感じです。

「キャッシュフロー」は決算書の中に登場する財務諸表の1つで、期中にどのくらい現金が増減したかを示したものになります。なので、未来何にいくら使っていくかというような「財務シュミレーション」は含まれず、今後使えるお金に関しては、決算日時点での「残高」のみで把握するような形になります。

「損益計算書」は、会社の1年間の売上、費用、利益を集計した表になります。これも決算書に登場する財務諸表の1つで、日本ではこの数字を目安に経営改善をしていくケースが多いです。

なんとなく伝わりましたでしょうか?

キャッシュフロー計算書については、下記の動画でも解説しております。

是非参考にして下さい。

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