YouTuberやブロガーなど、個人で副業をしたり起業したりする方が増えています。
それに伴って個人事業主に向けた会計ソフトが多く出るようになりました。
中には「会計ソフトの料金はどこが一番お得なの?」と悩んでいるという方も多いですよね。
今回は、会計ソフトで人気の3社の料金とそれぞれの特徴を比較してみました。
会計ソフトを選ぶ時に気を付ける事
クラウド型かパッケージ型(インストール型)か
パッケージ型
パッケージ型は、インストールした端末でのみ使用できます。
インターネットに接続する必要がないため、クラウド型よりウイルスの侵入リスクが少ないのが長所です。
パッケージ型は最初に代金を払うため、法律改定などでバージョンアップする際は別途費用がかかる場合もあります。
クラウド型
インターネット上で経理業務ができるタイプがクラウド型です。
月額費用がかかりますが、法人税や財務諸表規則などの法律が変更になった時は即座に対応できるのが強みです。
そのため、現在はクラウド型が会計ソフトの主流になっています。
利用できる人数を確認(事業形態にあったものを)
会計ソフトは利用できる人数に制限があります。
法人か個人か、会計ソフトを利用する人数と使用するパソコンの台数などで選ぶべき会計ソフトのバージョンが異なります。
操作性を確認
同じ会計ソフトを使用していても、人によって操作性の感じ方は違うものです。
会計ソフトは無料期間を設けている事がほとんどなので、導入の前に1度使い勝手を自分で確認してみましょう。
使える機能を確認
単純に値段だけ比較するのではなく、使える機能まで確認しましょう。
例えば、値段の安いコースだとサポートサービスが使えない等一部の機能が対象外という事があります。
自分がどの機能を使いたいのか、きちんと考えてから選びましょう。
また、トライアルとして無料で会計ソフトを利用できるキャンペーンなどもあります。
1度使用してみて、自分に必要な機能を見極めてから選んでくださいね。
会計ソフト人気の3社の料金や特徴を比較
国内シェア第一位・弥生シリーズ
弥生の利用料金
☞インストール型
弥生の青色申告20:12000円
弥生会計20スタンダード:39800円
弥生会計20プロッフェッショナル:77200円
☞クラウド型
やよいの青色申告オンライン:年額0円~8000円
やよいの白色申告オンライン:年額0円~14000円
やよい会計オンライン(法人用):年額0円~15000円
弥生シリーズの特徴
1.操作性の解りやすさ
弥生シリーズはなんといっても操作性が簡単です。
簿記の知識などが無くても『かんたん取引入力』を使う事で、日々の仕分けを簡単に作成できます。
また、「勘定項目って何?」など迷った時も、辞書機能があるので安心ですね。
2.電子申告(e-Taxにも対応)
マイナンバーカードとICカードリーダーが必要になりますが、弥生のソフト上で電子申告を完結させることが可能です。
2020年の確定申告からは、e-Taxでないと青色申告の控除額が10万円減ってしまうので嬉しいですね。
弥生シリーズ詳細と価格についてはこちら
弥生会のキャンペーンについて詳しく知りたい方はこちら
利用ユーザー100万人突破の会計ソフト・Freee
freeeの利用料金
☞個人向け
スターター:月払い1180円・年払い11760円
スタンダード:月払い2380円・年払い23760円
プレミアム:月払い3316円・年払い39800円
☞法人向け
ミニマム:月払い2380円・年払い23760円
ベーシック:月払い4780円・年払い47760円
プロフェッショナル:月払い47760円・年払い477600円
freeeの特徴
1.銀行口座やクレジットカードとデータ連携すれば、明細が会計freeeに自動取り込んでくれる
登録した銀行口座やクレジットカードから自動で明細を取り込み、仕分けを予測して帳簿を作成してくれます。しかも学習機能付きというから驚きです。
2.見積書、請求書の発行ができる
申し込んだプランによって機能が変わりますが、請求書、見積書、納品書の作成と経費精算機能が使えるのも大きな特徴です。
パソコンでもスマホでも作成でき、内容の修正や、見積書から請求書へ変換といった動作もボタン1つでできるので便利ですよね。
Freeeのシリーズをもっと知りたい方はこちら
提携できる銀行口座一覧はこちら
マネーフォワードクラウド会計/確定申告
マネーフォワードの利用料金
☞個人向け:月額プラン3980円・年額35760円
☞法人向け:月額プラン5980円・年額59760円
現在トライアルキャンペーン!1ヵ月無料で利用できます。
詳しくはこちら
マネーフォワードの特徴
1. 幅広い連携サービスから取引明細を自動取得
銀行やクレジットカードはもちろん、POSレジやAmazonなどの通販やクラウドソーシングサービスとも連携しているのが大きな特徴です。
これらの連携サービスから自動で情報を取得し、仕訳作業と決算書作成をしてくれる優れもの。
2.他社会計ソフトからの乗り換えができる
他社会計ソフトでデータをインポートできるため、会計ソフトの乗り換えが非常に簡単です。
マネーフォワードについてもっと知りたい方はこちら
会計ソフトの料金有名3社を比較してみた
3社それぞれに特色があるため、まずは1度無料キャンペーンなどを利用して実際に使用してみることをお勧めします。
そのうえで、自分にとって必要な機能、不必要な機能などを見極めて、それに合った会計ソフトを利用しましょう。
また、「一番安いから」といった安直な理由で決めてしまうと、後々「あのサービスが使えなかった!」といったトラブルの元になります。
料金だけでなく、必ず使えるサービスや機能をチェックしましょう。
自分に合った会計ソフトを利用して、ストレスなく財務処理をしたいものですね。