ビジネスのオンライン化が進む昨今「ウェブを使った情報発信や集客に迷っている」もしくは「いまいち情報発信ツールを使いこなせていない」こうした悩みはありませんか?
今回の記事では「どんな情報ツールをどのように使い分ける?」といった事から「それぞれのツールに向いているビジネス」までを解説していきます。
企業の情報発信ツール!どう使い分ける?
企業の情報発信ツールは「ストック型」と「フロー型」とに分けられます。
ストック型は仕組みやインフラを整えて、情報を「ストック=蓄積」していくスタイルであり、フロー型は瞬間的なネタを扱って一時的な集客を増やすスタイルとイメージするとわかりやすいかと思います。
主な企業の情報発信ツールは、これら2つのスタイルに分けられます。
それでは、具体的な企業の情報発信ツールの使い分けを見ていきましょう。
①ウェブサイト
ストック型の典型的な情報発信装置がウェブサイトです。
もはや「自社のウェブサイトを持っていない」という企業はないかと思います。
自社ウェブサイトはまず「訪問者へ自社の情報を提供する」ことが第一の目的です。
自社サイトへ訪問する方は、ほぼ間違いなく「パソコンで企業を検索してサイトへたどり着いた」方でしょう。
そうした方が知りたい事は何だと思いますか?
それは、施設であれば『営業時間』や『アクセス』もしくは『施設の詳細』でしょうし、店舗であれば『商品のより詳しい情報』を知りたいのです。
ウェブサイトは訪問者、検索者に対して『的確で』『詳細な』情報を提供するためのツールです。
②YouTube
今は若者を中心に大人気のYouTubeも、ストック型の情報発信ツールです。
企業の情報発信であれば、YouTubeの動画は「ウェブサイトにアップされていた動画をクリックして」という閲覧パターンが多くなっています。
そのため「とにかくバズらせよう」と煽情的なタイトルやサムネイルにすると、かえって顧客が離れてしまう可能性もあるのでご注意を。
内容もあまり固くなりすぎても退屈ですし、柔らかすぎると「身内ノリ、きついなぁ」になってしまうので気を付けましょう。
動画を作る時は
●どんな人に見てほしいのかターゲットを明確に
●競合調査する(ライバル社に限らず良質な動画を見て取り入れる)
●他のSNSと組み合わせて(ホームページやTwitterなどと連動)
●動画の目標を決める(後で反省や改善策を考えるため)
といった事を意識して見てください。
③TwitterなどのSNS
SNSはインスタグラムやFacebookなどもありますが、今回はTwitterで解説していきます。
Twitterはフロー型の情報発信ツールです。
次々に情報を発信して、その時々の面白さで人と繋がったり、笑いあったりできます。
「個人で勝手にやるラジオ局」といったイメージです。
どちらかというと、ゆるい繋がりを楽しむツールなのであまりビジネスを全面に出さない方が、フォロワー増加に繋がることも。
ビジネス的な発信であっても、本当に内容が有意義であったり、面白みがあると拡散されて一気に情報を広める事ができます。
Twitterで情報を発信する時は、1日に複数回の投稿をすることを意識してみてください。
また「Twitter必勝法」などを検索しだすと「フォロワー数10000人増やします●万円」といった怪しいサービスが出てきてしまうのでおすすめしません。こうしたツールでフォロワーを増やしても、反応が返ってこないため意味がないのです。
正攻法で、面白くてユーザーのためになる情報を発信していきましょう。
ウェブサイトで企業の情報を発信するメリットと向いているビジネス
ウェブサイトを情報発信ツールに選ぶメリットは
●自分たちで運営しコンセプトを演出できる
●営業ツールになる
●アクセス解析を利用して分析ができる
という点です。
ウェブサイトで企業の情報を発信するのに向いているビジネスは、固定された情報が多い会社です。
前述した通り『商品の詳細』『商品のこだわり』『営業(注文受付)時間』『アクセス』『施設の詳細』などを紹介していきましょう。
例えば個人でオンラインビジネスをしている方であれば「ウェブサイト」というよりも「個人ブログ」の方がいいでしょう。
YouTubeで企業の情報を発信するメリットと向いているビジネス
YouTubeで発信するメリットは
●動画なので視覚的に訴える事ができる
●YouTubeと他の媒体をリンクさせることで集客できる
といった点です。
アクティブなサービスを提供しているビジネスや、ドローンで撮影した海や山のダイナミックな映像は、それだけで訴求力があります。
また商品の説明動画であっても、有益なノウハウや知識を伝えられれば効果が上がります。
また、動画である点を活かして有名人などとコラボレーションをしてインタビューや対談などをあげてもいいでしょう。
Twitterで企業の情報を発信するメリットと向いているビジネス
Twitterのメリットは
●拡散力がある
●気軽に交流ができる
という点です。
Twitterはとにかく拡散力が高いのが特徴です。
Twitterに特に向いているビジネスというのはありませんが、強いて上げるなら「キャラクター性があるかどうか」が大きなポイントです。
Twitterは次から次へと情報が流れています、特に「反応が高い」とされる午前11時辺り、夜の22時はタイムラインが大変なことになります。
次から次へと消費される情報の要は「有意義」であることと「面白い」ことです。
そのため、Twitterを始める前にこうしたキャラクターを社内で作成してあらかじめコンセプトを決めておくのも有効です。
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企業の情報発信ツール、あなたの企業におすすめの発信ツールは?
ビジネスのオンライン化が進み、情報発信ツールも今や多岐にわたっています。
「いまいち情報発信ツールを使いこなせていない」そう思った時は、使用中のツールをどう使っているのか確認して見てください。
企業が情報を発信する時は、ウェブサイトだけ、YouTubeだけ、Twitterだけでは成り立ちません。それぞれのツールにあった使い方をすることで初めて効果が現れます。自社の情報発信ツール、使い方が適切か、それぞれのメリットを活かした運用になっているか一度確認して見て下さいね。