今回は広報の仕事に向いてる人について解説していきます。
広報のお仕事はしんどいって話だけが先行しているケースもあるので、広報のお仕事ってどんなお仕事なの?という部分からご説明してまいります。
広報の仕事内容について
広報の仕事、と聞くとなんとなく明るく華やかで人前に立って発言するようなイメージがありますが、実際はどうなのか?というのはあまり知られていません。
広報の仕事と一言で言っても、実は非常に幅広いのです。
1.自社商品のイメージアップをさせる役割
一般的にイメージされる広報の仕事内容そのものです。
どのような業界であっても、新商品やサービスがスタートした際、社外の人に宣伝活動や発信活動を行わなくては知られることはありません。
そのため、広報の仕事の大きな核となる部分に「企業やお客様に自社商品を知ってもらう」というものがあります。
ただ知ってもらうだけではなくて、きちんと「欲しい」「試したい」と思ってもらえるような自社のイメージアップも図りながらの広報活動が基本です。
そのため、服装に気を使ったりマナーに対して理解していないといけないケースもあります。
また、広報活動はイベントや広告だけではなくて、自社のSNSを作って企画を行うという新しい宣伝方法も増えています。
誰もが簡単に自社商品を知る事ができるように、あらゆる手法を使って広報することが必要です。
2.社内広報
あまり知られてない仕事内容ですが、社内に広報活動を行うことも仕事の1つです。
社内なのだから、みんな自社商品のことは知っているのでは?と思うかもしれませんが、企業の規模によっては商品開発の部署しか新商品やサービススタートについては知らされておらず、他の部署の人達はどんな新商品や新サービスがあるのか知らないということはよくある話です。
「これからこういったサービスをスタートさせます」「いついつに新商品が出ます」といったように、きちんと社内調整をします。
こうした細かな広報活動は、社内での情報共有を円滑にしどこから問い合わせが来てもみんなが返答できるくらいにしておける重要な業務です。
従業員が自社商品を知らないともなると、顧客からの信頼を失う可能性もあります。
さらには不平不満の温床にもなりかねないので、広報の大事な仕事として社内広報があります。
また、自社にWEBデザイナーやクリエイターなどがいる場合は広報活動で必要になるWEB広告やチラシ・パンフレット作成をする際に自社の商品イメージがなければ作りようもないため、社内で商品やサービスの共有を積極的に図る架け橋役として重要な仕事です。
3.広告会社や報道各社とのやりとり
広報の仕事内容として重要なのは、広告会社や報道各社とのやりとりです。
自社にデザイナーやクリエイターが在籍していない場合、多くが外部の広告会社に宣伝のチラシや販促物の作成を依頼します。
納期を決め、進捗確認や仕上がりイメージの提案、確認など多くの仕事をしなくてはいけません。
また、広報活動にTV出演や雑誌取材などが盛り込まれる場合は、報道各社に広報担当者が自身で日程調整をはかるので、連絡のやりとりを電話やメールで行います。
細かな仕事にはなりますが、広報の仕事でも自社商品やサービスを伝える大事な業務なのです。
広報の仕事に向いている人
広報の仕事は、どうしても社内外で多くの人と関わり合う必要がある職種です。
そのため、他の職種よりも仕事の向き不向きがある仕事かもしれません。
そこで、広報の仕事に向いている人はどんな人か?についてお伝えします。
1.人当りが良く笑顔が自然
広報の仕事は、コミュニケーション能力が非常に重要な部分となります。
誰からも好感を持ってもらえて、話を聞いてもらえるような雰囲気の人が広報の仕事には向いていて、特に自然に笑顔が出るような人は向いています。
対面でも電話でも、相手の雰囲気が好感の持てないものだったらどうしても嫌な気持ちになって、話を聞く気にもなりません。
広報の仕事をする上で、他者に話を聞いてもらえるような人じゃなければなかなか仕事もうまくいかないので、人当りの良さと自然な笑顔はポイントです。
2.柔軟性がある
広報活動をする上で、いろんな要望を受けることもあります。
誰に向けて伝えて欲しいとか、こんな風に伝えて欲しいなどに対して、柔軟に対応していかなくてはいけません。
もちろんルールはありますが、固定概念に縛られていると広報の仕事は円滑にまわらなくなるので、ある程度の要望や修正のきく部分に関しては柔軟に対応することが望ましいです。
「こうじゃなければいけない」という感覚を抜きに、もっと仕事を楽しみ新しい要素や意見を取り入れられる人が広報には向いています。
3.行動力がある
広報は、営業職と似たような部分があり、自分で積極的に自社商品やサービスを宣伝し売り込む行動力も必要になります。
企業対応がほとんどですが、自社の商品をこんな風に売りたい、こう思って欲しいという気持ちが相手に伝わるように行動することが必要です。
受身ではなく、仕事に対しての想像力や問題意識を持って自主的に行動できるような人が、広報の仕事に向いてます。
事務的な仕事方法ではなく、もっとフットワークの軽い仕事を望んでいる人は広報向きです。
広報の仕事のやりがいや難しさ
広報の仕事は、いろんな人と会話をする機会が多いので、単純に会社にいるだけではなく、自身でいろいろ行動することがほとんどです。
そのため、仕事のやりがいや難しさもあります。
会社にとっての顔になるので責任感が出る
広報の仕事でもっともやりがいに感じられるのは、広報の場合自分が会社の顔となって自社商品やサービスを宣伝できることです。
広報担当は、会社の代表として自社商品やサービスがこんなに素晴らしいものだと説明する仕事なので、担当者を通して多くの人が興味を持ちます。
つまり、自分がどう伝えるのかどんな言葉を選ぶかによって反響はまるで違ってくるため、仕事が成功すると自分の力で乗り切ることができた!という感覚になり、嬉しくなるのです。
責任感がある仕事を任せられるのは、会社から信頼されている気分になり、大きなやりがいになります。
言葉だけじゃなくて文章スキルも必要なことは難しさ
広報の仕事の難しさは、文章のスキルも必要という部分です。
もちろん、自身の言葉で相手に伝えることは広報の仕事ですが、SNSやブログなどを通して商品のアピールをしたり、雑誌や情報誌に対して自社にPR文章を寄稿しなくてはいけないことも多いです。
文章だと言葉よりも相手に伝わる雰囲気がかたくなりやすく、誤解を招きやすいといえます。
かといって、丁寧に書きすぎると結果的に何を言いたかったのかよく分からない文章にもなりかねません。
非常に神経を使う作業となるので、文章で相手に気持ちを伝えることは広報の難しさです。
広報の仕事に向いてる人まとめ
広報の仕事内容についてと、広報の仕事に向いてる人について解説させていただきました。
オンライン広報部では、企業の広報部として認知拡大の支援をしております。
どうかお気軽にご相談ください。