「google analyticsで、アクセス解析はしているけど、成果につながってない」
こんな風に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実際、google analyticsは導入しているものの、機能が多すぎてどこを見るのかわからない、何をしたらいいかわからないという悩みはよく聞かれます。
今回は、google analyticsを使ったアクセス解析について、最低限おさえておきたいポイントを5つ解説します。
リアルタイムレポート
その名のとおり、リアルタイムのサイト状況が把握できます。
現在サイトに何人のユーザーが訪れているのか、どのページが見られているのかがわかります。
時間ごとの遷移もチェックできます。
オーディエンスレポート
この項目でサイトに訪れたユーザーの属性などを見る事ができます。
- サイトに何回くらい来ているのか。
- ユーザーの年齢や性別
- どのくらいページを見てくれたのか
- 1ページしか見ずに帰った人がどのくらいいるのか
こうした項目を知る事ができます。特に、ユーザーの年齢や性別を見て「狙ったターゲット層が来ているのか」はきちんと把握しておきましょう。
集客レポート
サイトに訪れた人が、どうやってそのページに来たのかがわかります。
よく見られる項目を解説します。
- Organic Search:自然検索から訪れた人
- Direct:お気に入り登録などリンク元がない所から訪れた人
- Referral:他のサイトに貼られているリンクから流入した
自分のサイトへの一番の流入元がどこなのか把握すれば『どの流入元で注力してアクセスを上げるか』がわかります。
行動レポート
ユーザーがサイトでどのような動きをしたのかわかります。
「ページビュー数」「ページ別訪問者」「平均ページ滞在時間」「直帰率」「離脱率」の5つ項目がありますが、見るべきポイントはずばり『直帰率』です。
直帰率の高いページは「そのページしか見られずに帰られてしまった」ということ。
直帰率の高いページは、内容を充実させたり、別の記事へ誘導するリンクを貼ったりして改善していきましょう。
コンバージョンレポート
ECサイトであれば商品を購入してもらうこと。サービスサイトであれば問い合わせをしてもらうことがコンバージョンです。
コンバージョンレポートでは設定を追加することができるので、目的や用途に合わせて設定するといいでしょう。
google analyticsでサイトを改善しよう
サイト運営に必要なのは4つの力です。
google analyticsで見られるレポートから、この4つの力がサイトに備わっているかどうかを分析してみましょう。
- 集客力:ユーザーを集める力です。より多くの人に見てもらえるテーマや内容になっていますか?
- 閲覧力:各ページを読ませる力です。よくあるのが「文字数が多い方がSEOに良い」と勘違いして、無駄に長い文章にしてしまい、途中でユーザーが飽きて帰ってしまうといった事案です。
読みやすい文章とレイアウト、他記事へ内部リンクを貼るなどして、ユーザーを飽きさせない工夫が必要です。
- 誘導力:最初に訪問したページを読み終わった後、他のコンテンツやページも読んでもらえるように誘導する力です。
関連する記事へ誘導する、内容を充実させるなど必要に応じて改善していきましょう。
- 成果力:サイトで設定されている目標達成率はどうでしょうか。あなたが作成したコンテンツはサイトのゴールと結びついているでしょうか?
google analyticsでできることまとめ
google analyticsは機能が多く、使いこなせれば便利なツールです。
しかし、見る項目が多すぎて逆にどこを見たらいいのかわからない!という悩みを多く聞くのも事実です。
今回ご紹介した5つのレポートの項目を分析して、自分のサイトに『集客力』『閲覧力』『誘導力』『成果力』が備わっているか確認してみましょう。
メインターゲットが流入しているデバイスを把握し、ページが多く読まれるように内容やコンテンツを充実させていきましょう。