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メモ

伊勢神宮参拝は歴史を知った上でパワーをいただこう~オススメ順路と隠れパワースポットをご紹介~

日本で最も有名な神社と言っても過言ではない伊勢神宮。

2013年には20年に一度の式年遷宮があったこともあり、益々活気づいているように感じます。

そんな伊勢神宮について、ネット上にはあまり出てこない情報も含め、参拝後に あなたがの活力となるための順路をご紹介していきます。

そもそも伊勢神宮とは?

有名とはいえ、伊勢神宮の正しい情報について知らない方も多いので、概要からご説明させていただきますね。

伊勢神宮という名称

まずは伊勢神宮というお名前。

正式名称は「神宮」と言います。

内宮や外宮をはじめとする125社が所属していて、それらを合わせて「神宮」と呼ばれています。

どうして伊勢の地なのか

元々天照大御神とその御神体である八咫鏡(やたのかがみ)は、宮中に祀られていました。

しかし第10代・崇神(すじん)天皇の時代に、疫病が流行り国民が半減するという事態があった時の事です。

これらの災いは八咫鏡の祟りであるとの噂が広まったため、天皇は鏡を皇居から遷し、天照大御神を他の場所へお祀りすることを考えました。

そこで崇神天皇の皇女・豊鍬入姫命(とよすきいりびめのみこと)が大和国の笠縫邑(かさぬいむら)に鏡をお祀りすると、疫病は鎮まったといわれています。

次の天皇・垂仁(すいにん)天皇の時代には、垂仁天皇の皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)が鏡をお祀りする役目に任命されます。

そして、天照大御神によりふさわしい地を探すため、倭姫命は鏡を携え、各地を巡幸(=各地をまわる)することになったのです。

その途中に天照大御神が一時的に鎮座した場所が「元伊勢」です。

言い伝えによると、伊勢神宮・内宮の鎮座は現在より約2000年前といわれていますが、今でも多くの「元伊勢」といわれる神社が残っています。

伊勢までのアクセス

☞東京・名古屋方面から

 JR名古屋駅からJR快速もしくは近鉄特急に乗り換え、伊勢神宮の最寄り駅である「伊勢市駅」へ向かいます。

所要時間
近鉄名古屋駅から近鉄特急で伊勢市駅へ1時間15分  
JR名古屋駅からJR快速で伊勢市駅へ1時間30分
☞大阪方面から

 大阪方面からの場合は兵庫県・京都府方面からのアクセスも含め近鉄特急にのり「伊勢市駅」に向かうのが乗り換えもなく一番便利です。

所要時間
大阪難波駅から大阪上本町駅経由で伊勢市へ1時間45分(近鉄特急)
京都駅から近鉄特急で伊勢市駅へ1時間55分
☞外宮~内宮

伊勢市駅から外宮及び内宮へ路線バスが運行しています。

伊勢市駅から外宮までは歩いていくことができます。

外宮から内宮へは距離にして5kmほど離れていますので、移動はバスが一般的となっています。

外宮、内宮ともに表参道を出てすぐの所にバス停が設けられています。

参拝順序を守ってパワーアップ!

「二見興玉神社」 ⇒「猿田彦神社」⇒「外宮」⇒「内宮」

二見興玉神社

ご祭神

猿田彦大神( サルタヒコノカミ )
宇迦御魂大神 ( ウカノミタマノカミ)

ご利益

二見興玉神社のご祭神、猿田彦大神は天孫降臨の際に道案内を務めた神様です。

そこから、「道開き=導きの神様」と言われています。

二見興玉神社は航海安全や交通安全などのご利益が有名です。

加えて、夫婦岩があり、縁結び、夫婦円満のご利益があります。

見どころ

二見興玉神社と言えば夫婦岩!

その夫婦岩は毎中に鎮座され、お祀りされている「興玉神石」を拝むための「鳥居の役割」をはたしているといわれています。

古い時代には、「男岩は立石」「女岩は根尻岩」とも呼ばれていたようです。

夏至の時期に、2つの夫婦岩の間から見る朝日を拝むと、強力なパワーが得られると伝えられています。

夫婦岩の大きさは、男岩が約9メートル、女岩が約4メートルあります。

大注連縄の長さは35メートル、男岩に巻かれる注連縄は16メートル、女岩に巻かれる注連縄は10メートル、両岩の間の注連縄は9メートルあります。

アクセス方法

JR参宮線の「二見浦駅」で下車して、徒歩で約15分です。

JR及び近鉄線の「伊勢市駅」と、近鉄「宇治山田駅」からは、バス「鳥羽」行きに約20分乗車して、「夫婦岩東口」で下車し徒歩5分です。

猿田彦神社

ご祭神

猿田彦大神 ( サルタヒコノカミ )
大田命 (オオタノミコト)

ご利益

二見興玉神社同様、道開きのご利益が期待できます。

進むべき方向に迷っている時や、上手く進めない時などは、猿田彦神社でじっくり考えると、そっと背中を押してもらえるかも知れません。

さらに、猿田彦神社の中には「佐留女神社(さるめじんじゃ)」という神社があります。

この神社は猿田彦大神の妻であり、猿田彦大神と一緒に伊勢の地から全国へと開拓を進めた神様として有名な天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が祀られています。

佐留女神社は芸能の神として知られています。

役者からミュージシャンまで芸能関係の人がご利益をいただきに参拝しています。

更に猿田彦大神と結婚したことから縁結びのご利益もあるということで、女性にも人気です。芸能人もお忍びで参拝するほど、ご利益に溢れた場所なのです。

見どころ

猿田彦神社の境内には知る人ぞ知る不思議な石が2ヶ所あり、それが 「たから石」 と「さざれ石」です。

「たから石」を良く見てみると蛇がのっているように見えてきます。

蛇は昔から金運のご利益を運んでくると言われていて、本物の蛇でも「白蛇」を見るとご利益が訪れると言われます。

たから石は白っぽい石なので、そこに見えてくる蛇もまさに白蛇なのです。

そんなことから、縁起のよい石、金運のご利益がある石として親しまれています。

「さざれ石」は、他にも多数の神社に祀られていることが多いですね。

日本の国歌「君が代」の中でも歌われている有名な石です。

しかしここのさざれ石は、何ならぬパワーが感じられるそうで、つい引き寄せられてしまうという人もいます。

さざれ石は年を重ねると共に成長し岩になる、という縁起物とされている石です。

成長して強くなっていく様はまるで人間の成長とも重なるということで、ご利益のある石とされています。

アクセス方法

JR東海 伊勢市駅/近鉄 宇治山田駅/近鉄 五十鈴川駅 下車
各駅よりタクシーで5から10分程度

外宮(豊受大神宮)

ご祭神

豊受大御神 (トヨウケノオオカミ)

ご利益

そもそも神宮は私的なお願い事をする場所ではありません。

では、お伊勢参りは何もご利益ないの?となってしまいますが、そんなことはありません。

神様の前で自らの決意を表明し努力することを誓い、以後努力を怠らなければ、祈願が成就するとされています。

見どころ

正宮である豊受大神宮、別宮である多賀宮、別宮である土宮、別宮である月夜見宮、別宮である風宮は全て見た方が良いです。

本当に神秘的で、素晴らしい建物ばかりです。

アクセス方法

近鉄・JR伊勢市駅から徒歩で5分
近鉄宇治山田駅から徒歩で8分

内宮

ご祭神

天照大御神(アマテラスオオミカミ)

ご利益

こちらも外宮と同じで、「お願いごと」は避けるべきです。

伊勢神宮をお参りする時の重要なポイントです。

伊勢神宮の2つの正宮は、個人的なご利益をお願いする場所ではなく、神様に日頃の感謝をお伝えするところです。

伊勢神宮では、まず、神様に感謝いたしましょう。 

そして、ご自身の決意を表明し、努力する事を誓いましょう。

見どころ

五十鈴川の御手洗場の近くにあり、御垣と御門のみで社殿はなく、石畳に祀られている瀧祭神。

五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られています。

そして、神楽殿、正宮、御稲御倉、荒祭宮、風日祈宮と別宮もしっかり堪能しましょう。

荒祭宮に行く途中の石段に、踏んではいけない石(踏まずの石)があります。

ふざけて踏んだ人、うっかり踏んでしまった人がケガや病気に遭ったという話もあります。

くれぐれも気を付けて下さい。

アクセス方法

「外宮」から「内宮」は約4~5キロほど離れているので、バスかタクシーの移動がオススメです。歩いても行けますが、「外宮」と「内宮」は隣接しているわけではないので、1時間以上かかってしまいます。
バスの場合は、所要時間10分、運賃は大人410円です。タクシーでの移動は、所要時間5~10分で、2,000円程度かかります。

隠れパワースポット

私的な隠れパワースポットは「伊雑宮」です!

ココは本当に空気感が凄かった。

本当はユダヤとの関係みたいな話とかたくさん書きたいし、 瀧原宮の話とかも書きたいのだけど、それを書いていたらまたアップするのが先延ばしになってしまいそうなので、また改めて書きます!

以前、Instagramでもご紹介させていただきましたが、伊勢神宮で神馬(しんめ)に出会う事ができたらとても幸運な証ですよ。

皆さまの開運を祈っております。

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